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WORKS日記
2013.07.15

久しぶりに自分のクルマのメンテをしてもらいました。

 

2000GTS-R

おひさしぶりデス。とっても影の薄~い?松村です。

お客様には日頃の整備の重要性をのたまっているというのに

自分のクルマのバッテリーが終了いたしました!

実は、前の週にエンジンを始動した際,

セルモーターのまわり方にいつもより勢いが無かったのです。

しかも、カーナビのしょぼい情報画面で電圧を見てみるとちょっと低めだったのです。

・・・が、走れば充電されると勝手に都合の良い解釈をして、そのままクルマを戻してから1週間

肝心な時に動かないとか、事故につながったりとか・・・まあ、機械をナメてるとこんなモンです。防げるモノをサボった自分の責任です。

当然、バッテリーは新品交換、発電量と漏電の点検をしてもらい異常がないことも確認出来て一安心。

バッテリーは搭載されている容量や使用状況で寿命がかなり変わるとは思いますが、

3年以上もったら、それはラッキーだと思ってください。

 

と、幸いバッテリー交換のみでコトが済んだので、前から考えていた整備もやってもらう事にしました。

題して

フルオイル交換

エンジンオイル&オイルエレメント交換

 最近はエンジンの精度の高さとオイルの進化でメーカーによっては

「そんなに交換しなくてもイイの?」・・・みたいな推奨距離のクルマもあります。

まあ、壊れる、壊れないとかは別の話として、アタシは5,000kmまたは1年に1回の交換を推奨します。

だって、交換すると明らかに良くなったのが体感出来るのだから、それは長い目で見れば悪いことは一つもないわけです。

ここ一週間で作業したK様のE46型BMW320i 2.2、新車1年点検で入庫した(5.000km)H様のML350も入庫時と

納車時ではやっぱり全然、違ってましたからね。

クルマのメンテナンスは洗車とオイル交換から始まります。

あ、オイルエレメント(フィルター)は当然、一緒に交換しましょう。値段も¥2,000前後と大したことありませんから。

オイルエレメントは人間の体でいうところの「腎臓」の働きをします。

もしも、貴方の腎臓が正常に機能しない状態だったらどうなっちゃうか考えてみましょうね。

ちなみに、アタシのおすすめするオイルは「Mobil-1」です。

②ミッションオイル交換

アタシのクルマは5速マニュアルなので、ミッションオイルの交換をします。

こりゃ~、ほとんどの人がやったコトないかも知れませんが、なんつってもギヤの集合体みたいなモンですから

当然、オイルの役割は重要です。

エンジンオイルのようにフィルターの役目をするものが存在しないので、削れた鉄粉等がそのまま蓄積されていきます。

つまり最終的にはミッショントラブルまたはブローとなります。

イロイロな説があるので、なかなか推奨時期がつかみづらいのですが、前に抜き取ったオイルを見せてもらったことから

判断して2年または2万kmごとなら間違いないと思います。

元々、シフトの入りは悪くなかったんですが今回、フィーリングがさらに向上しました。

あ、ちなみにAT車のATF管理もシビアにやらないととんでもない高額修理になりますからご注意を!

③デフオイル交換

 一般的には「デフ」と称される場合が多いが、正式にはデファレンシャルギアと言います。

日本語では差動装置と訳される自動車の部品。

差動装置???

コーナリング時、コーナーの外側のタイヤが走る距離と内側のタイヤが走る距離とが異なるのは何となくわかりますよね。

デファレンシャルギアは発生する左右駆動輪の回転差を吸収し、スムーズな旋回を実現するための装置というわけです。

自動車デフ

 コレのどこがどうとは申しませんが、こんな機械です。

まるっきり外からは見えない部分ですが、忙しい働きをするうえに、とんでもないチカラがかかる部分ですのでオイル管理も大事です。

これも2年または2万kmくらいで交換していれば、金属粉はほとんど出てこないので問題なさそうです。

ちなみに日産ではこのクルマの指定オイルにR35GTRのオイルを使用します。

つまり¥ちーん

そりゃ~、売ってる状態で320km/hも出るクルマのオイルだから安いわけもないんですが、なんだか妙な安心感もあったりします。

交換したら(FRなので)後ろから聞こえてくる音が変化しているのが確認できました。よくわからんが、なんだか違うカンジ???

④ブレーキオイル交換

これは、みなさんにも車検時にお見積りに入れて交換をおすすめしております。

ブレーキオイルは吸湿性のある液体で水分を含みながら劣化していき、2年位で交換が必要になるくらい性能が劣化するので一般的に

車検ごとの交換をおすすめしているわけです。

ブレーキオイルには-50℃でも凍らず、200℃でも沸騰しないっていう性能が要求されるそーです。

だから水分を含んだオイルは沸点が下がってしまい、下りの山道のように連続してブレーキに負担をかけた場合、教習所でで習ったアレ

「ベーパーロック」を起こして♫オラは死んじまったダァ~・・・となってしまうわけですネ。

エッ、天国で岸部シローの神様に怒られたくはない場合は?ブレーキオイル交換しましょう。費用は数千円~1万ちょいくらいです。

ブレーキに関わるオイルですからある意味、最も命に関わるオイルと言えます。そう思うと軽視出来ないなぁ、って思えてくるでしょ?

⑤番外編、エンジン冷却水交換

何つっても夏本番ですから水回りの点検をしてもらいながら、ついでにコレも取替ちゃいます。

アタシのは幸い汚れておりませんでしたが、ネットで交換をサボったクルマの画像がありました。

やばい冷却水

これはグロイ・・・

コレはもはや冷却水という液体ではなく「錆汁」とでも言えば良いのでしょうか。

ラジエターキャップを開けた時にそこが真っ赤だったら、すぐに工場にご相談ください。

冷却水(ロングライフクーラント)は氷点下でも凍らず(体積の膨張による冷却系統の破損を防止するため)

またはガチでエンジン回りを安定して冷やしたり、錆を防ぐために様々な添加剤が入っております。

この添加剤が熱などで劣化するのですが、イチバン問題なのは防錆性能が落ちてくると冷却水が循環する通路が錆びて

だんだん塞がってしまう=オーバーヒートしてしまうことです。もちろんラジエターにも穴がコニャニャチワ!

コニャニャチワ・・←今時、そんな人は岡本夏生しかいない。。。

いずれにしても修理代はケッコーな金額でございます。

交換はわずか数千円程度で出来ることが多いので、これも車検毎で取り換えましょう。

 

 

え~、車検と一緒じゃお金かかるじゃーん!って方は車検の翌年の12か月点検で分けて整備することをおすすめいたします。

 

ところで、クルマを受け取って乗ってみたのですが

気持ち悪いくらいスムーズに走る(≧◇≦)エーーー!

なんでもそーなんだけど、もっと早くやっときゃヨカッタってとこですね。

 

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 おわり